ストーリー

黒沼爽子<くろぬまさわこ>(多部未華子)は、見た目が暗く何もしていないのに周りから怖がれられていて、「貞子」というあだ名まで付けられている。

しかしその見た目とは裏腹に、とっても健気で善意のかたまりのような女の子で、座右の銘は「一日一善」。もちろん霊感など一切ない。ただし、周りのことを第一に考えすぎるため、自分のことをうまく伝えることが出来ず、「貞子」としてクラスからは浮いた存在だった。

そんな爽子のクラスメート風早翔太<かぜはやしょうた>(三浦春馬)は爽子とは正反対で、明るく誰に対しても分け隔てなく接する男の子で多くの人から好かれている。

爽子に対してもみんなと同じように明るくフレンドリーに接してくれるため、爽子は憧れと尊敬の念を抱く。

一方、風早はいつも人知れずクラスのために働く姿や、実はとっても前向きな爽子に特別な感情をいだいていたのだが、爽子の尊敬の眼差しにしばらくは恋愛感情をおいて温かく見守ることを誓う。

爽子は風早からキッカケをたくさんもらって少しずつクラスにも打ち解けるようになり、普通に会話してもらえるクラスメート千鶴&あやねもできた。

爽子にとって初めて経験する幸せな時間だったが、ある噂によって千鶴たちとの関係に溝が出来てしまう。しかし風早の助言と、千鶴とあやねと友達になりたいという爽子にとって初めての強い感情が、3人の絆をより強くする…。

「友達ってね、気付いたらもうなってんの」

爽子は千鶴とあやねという本当の友達と出会い、初めて自分の気持ちを話せるようになって、自分の心の中にある風早に対しての特別な気持ちに気付いていく。

そんな時、風早を中学時代から知るとっても可愛らしい女の子・くるみが爽子の前に現われ、「私、風早のことが好きなの、協力して欲しい」と爽子に告げる。

爽子、風早、くるみの想いが交錯しながら、クリスマスを迎える…。

爽子たちは、自分の本当の気持ちを風早に届けることが出来るのだろうか?

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